「アンチエイジング」とは日本語で言えば「抗加齢」・「抗老化」です。
つまり内蔵、血管、脳、筋肉、骨、皮膚など体全体の老化をできるだけ遅らせて、できれば逆戻りさせてしまおうという考え方です。
当外来では、問診や検査、ドックによって現在のあなたの体の年齢を知っていただきます。その上で実年齢より老化している部分(肥満、高血糖、動脈硬化など)があれば、それを改善させるアドバイスや治療を行います。
食事記録を元にした食事指導、運動指導など
当院で行う様々な検査
最新版!腸内フローラ検査、始まりました。
腸内フローラとは?
腸内フローラは大腸に住んでいる腸内細菌の種類や状態のことです。
菌種ごとに塊になって大腸の壁にはりついて存在している様子が、並んで咲く花畑をイメージさせることからフローラ(花畑)といわれます。指紋のようにひとりひとり異なります。
下痢や便秘といったお腹の調子だけでなく、からだの様々な不調にかかわっていることが知られています。肌の状態やストレス、ダイエットがうまくいかないなど、一見無関係と思われるようなことが腸内の環境と大きく関わっていることがわかっています。
腸内フローラ検査の流れ
①お電話にて「腸内フローラ検査」と伝え希望日時をご予約ください。
②ご来院、院長との問診。症状などご相談ください。(診察料が発生します)
③腸内フローラ検査へのお申込み。検査キットなどのご説明をします。
④ご自宅で採便し、指定場所をご郵送ください。
⑤検査結果が出たら当院よりご連絡します。ご都合の良い日時を伺い予約します。
⑥ご来院、院長より検査結果の説明や注意点、食事指導など。検査結果やお話を伺った上で改善に向けて適したサプリなどをご案内する場合があります。
当院の腸内フローラ検査は、最新版検査レポート対応検査です。
検査料 最新導入記念 4月末まで、22,000円(税込)
初回のみ診察料がかかります。結果の説明や食事指導は検査料金に含まれます。検査指導は直接院長が行います。
血管年齢測定
両手、両足の血圧を測ることで血管の硬さ(動脈硬化の有無)、また血管でつまっているところがないかどうかを調べます。(検査時間約7分)血液検査の結果ともあわせて場合によっては投薬も行います。
超音波骨密度測定
超音波の機械を用いて踵(かかと)の骨で骨密度を調べます。必要があれば整形外科紹介の上、レントゲン検査もしていただきます。骨粗鬆症の診断がついた場合は食事、運動のアドバイスに加え、骨粗鬆症改善薬などの処方を致します。(検査時間約3分)
血液さらさら検査
位相差顕微鏡という機械で血液の状態を実際に目で見ることができます。赤血球の形や流れ方、血液中のコレステロールなど、いろいろなものが観察できます。自分の血液の状態を実際に見ることで生活習慣を見直す一助としてください。
血液ホルモン量測定
IGF-I(ソマトメジン)
成長ホルモンの量を反映しているホルモンで、肝臓から放出されます。成長ホルモンは大人になっても放出され、若々しい骨や肌を保つこと、心肺機能、記憶力を高めるなど、様々な役割を担っています。IGF−Iは30歳頃を境に徐々に減少してきます。従ってIGF−Iを測定することで老化度を測定しているともいえます。
DHEA―s(デヒドロエピアンドロステロン)
女性ホルモンや男性ホルモンなどの材料になるホルモンです。DHEAsからは約50種類のホルモンがつくられます。これらは全て脂肪の燃焼による筋肉の維持、老化の防止、ミネラルバランスの維持、性ホルモンの安定維持などの重要な働きを担っています。これが不足すると狭心症、心筋梗塞、骨粗鬆症、高コレステロール血症などの危険が増すことがわかっています。加齢とともに少しずつ減少していきます。
ホモシステイン
アミノ酸の一種ですが、高濃度になると動脈硬化を引き起こすことがわかっています。女性では閉経後に高値となります。ホモシステインを測定することは早期に動脈硬化の危険を見つけるのに役立ちます。
※その他の項目も測定できます。詳しくはお問い合わせください。