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- 2021.04.18
- にきびで気を付けたい5つのこと
こんにちは。前橋温泉クリニックの岩波です。
気温が上がって来てマスクが少々辛い時期になってきました。
でもやはりまだ必要です。マスクしながらなんとか肌トラブルと戦っていきたいところです。
ニキビ治療やマスクかぶれで漢方薬をご希望の方が増えています。
その方の状態をみて薬を処方しますが、肌のコンディションを保つためにみなさんにがんばってもらいたいことがあります。
5つご紹介しますので、ぜひ、取り組んでいただきたいと思ってます。
1.炭水化物と脂質が一緒になったものは避ける!
ラーメン、揚げ物、ケーキやクッキー、ポテトチップスなどのお菓子などです。
どれも美味しいですよね!
ニキビのできやすいお年頃にはどれも捨てがたいです。
でもでも、やはり肌のことを考えると今はがまんです。
おすすめなのはいわゆる「和定食」。
体重体脂肪が気にならなければお米はOKです。
玄米や雑穀だと食物繊維が多いのでさらによいです。
味噌汁、野菜、漬物、魚 といった昔ながらの和食は肌にも腸にも負担をかけません。
キーワードは食物繊維、発酵食、質のよい油です。
洋食でもカルパッチョやサラダ、ポトフなどはおすすめです。
肉も食べた方がよいですが、肉を食べたら野菜も食べることが基本です。
以前よりアンチエイジングのために食物繊維を多く摂取する重要性をお話ししてきましたが、スムージーを毎日飲むことで肌の調子がよくなる例をたくさんみています。
食物繊維、豆乳などのタンパク質、亜麻仁油などの良質の油で、腸内環境改善、満腹効果で過食も防げるのでよいことづくめです。
写真のスムージーはレモン🍋1/2、バナナ1/2、小松菜適宜、キウイ1、無調整豆乳適宜、亜麻仁油大さじ1 のレシピです。
2.夜更かししない。睡眠の質をあげる。
22時から午前2時くらいまでの時間に成長ホルモンがよく出ることが知られています。大人になっても出ますが、もちろん成長期よりははるかに少ない量です。
身体の成長が止まってからの成長ホルモンはメンテナンスに使われるので、この時間によく眠れる方が疲れが取れたり、肌などの組織の修復が進みます。
とはいえ、22時に布団に入るのはほとんどの大人にとって現実的ではないでしょう。
私はなるべく0時には寝るようにしています。
3.運動する。
代謝をあげるにはやはり運動です。
ストレス解消にもつながるのでやはり運動は必要です。
4.タバコは吸わない。お酒はほどほどに。
タバコを吸うと体内のビタミンCが壊されてしまうことが知られています。
ビタミンCのもつ免疫増強作用、コラーゲン増成作用、シミのもとになるメラニン色素分解作用が弱まってしまいますからぜひ禁煙を。
アルコールの摂取でビタミンB1を減らしてしまうことが知られています。
疲労回復効果のあるビタミンB1を減らさないためにもお酒はほどほどに。
5.ストレスをためない。
これが一番難しいかもです。
受験の時期にニキビが悪化して受診する方は多いのですが、受験が終わると改善しちゃったりします😊。
マスクも刺激になるのに加えて、ずっと口元を覆われているストレスもあるでしょう。
コロナ禍になって今までよりストレスの素がひとつ増えましたから、肌だけでなく心と身体の不調を訴える人が増えているのも当然のことと言えるでしょう。
とはいえ、感染対策にはマスクをすることに意味がありますから、マスクをしながらもなんとかストレス解消に努めたいものです。
具体的には上に書いたように運動、ゆっくりお風呂に入る、(もちろん温泉は効果的です。) 映画を観たりして日常を忘れる時間をつくる、などでしょうか。
友達どうし集まって楽しむのが好きな人にはつらいかもしれませんが、1人または少人数で楽しむことを見つけて過ごしたいところです。
というわけで、ニキビにお悩みの方は薬の使用とともに食事、運動などの生活習慣の改善をぜひ見直してください。
薬がいらなくなることもあるかもしれません。
気になる方は、ご相談ください。
ニキビの保険診療、漢方処方、自費治療のピーリングなどの美容治療など、症状やご希望に合わせてお話しします。
一度、ご相談ください。